はじめに
銀行や信用金庫、信用組合などで引き落としの手続きをしておけば、管理もしやすく「振り込み忘れ」も防げます。新生活を機に引き落としの手続きをして、煩雑さから解放されてみるのもいいかと思います。
引き落としのコツ
定期的な支払いは引き落としにする
著者は大手銀行グループの系列の地方銀行を利用しています。そして以下の料金の支払を引き落としにしています。
毎月のもの
- 光熱費(電気/ガス/水道)
- 保険料
- 通信費(インターネット/携帯電話)
- クレジットカード
年単位のもの
- NHK受信料
- JAF
- 税金(固定資産税/自動車税)
メリット
家計簿をつける手間が省ける
以前は通帳にはアバウトな名称しか記入されておらず「何の支払いだろう?」と思うことも良くありました。
しかし最近はかなり細かく引き落とし先の名称が記入されているので、家計簿をつけていなくてもとても分かりやすくなっています。
家計簿の記入をする時間がもったいないと感じる人にはちょうど良いと思います。
延滞の心配がない
振込用紙がつい溜まってしまう人も、引き落としにしてしまえば「うっかり」で延滞料金を取られたりすることもなくなります。
金融機関によっては、公共料金の引き落としを推進しているところもあるようです。
ポイントが溜まる
金融機関独自でポイント制にしている場合もあるので、知らない間にポイントがたまってお得です。
銀行引き落としにする手続き
光熱費や通信費は請求書に書いてある「お客様サービスセンター」のようなところに連絡して「口座引き落としにします」と言えば、書類を郵送してくれます。最近はインターネットでも受け付けているところが多くなっています。
通帳に書いてある口座番号や、支店名を書きます(銀行コードを記入する場合もありますが、インターネットで調べることが出来ます)。
注意点
口座の残高のチェックは忘れずに
当たり前のようで忘れがちなのが残高のチェックです。引き落とされる日がバラバラですので、ある程度余裕をもって口座に残しておくようにします。
特に、一年間で1、2回しか引き落とされないものの場合は忘れがちです。おすすめなのは、古い通帳を一年間保存して、参考にすることです。すぐに処分せずに大まかな予測をたてる時に利用します。
おわりに
窓口やコンビニでの振込も便利になっていると思いますが、自動的に支払いが済んでいる引き落としの方がやはり利用しやすいと思います。
つい忘れてしまうのが人間ですが、そのせいで余計な出費がかさむのは嫌なものです。口座に余裕を持たせようと思うと、使いすぎも抑えられます。
もっと細かく言えば、コンビニでの「ついで買い」も防げるというもの。ポイントが貯まるなど、各金融機関も競っていますので、近くて便利な金融機関をチェックするのもいいと思います。
(image by 足成)